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モーニング娘。誕生20周年記念コンサートツアー2017秋 We are MORNING MUSUME。工藤遥卒業スペシャル [Live]

 卒業ライブから1日が過ぎた。それなのに昨日のことを振り返るとまだ涙目になってしまう。

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 2011年9月。モーニング娘。(以下娘。)のライブが行われた日本武道館で、10期メンバーが発表された。そのステージを見ていた自分は、彼女の名前が呼ばれた時にひときわ大きな声援が飛んだのを覚えている。それが当時11歳の工藤だった。
 それから6年2カ月ほどが経ち、同じ日本武道館のステージで彼女の卒業を見届ける。それだけの時が過ぎたことに改めて驚く。

 この日、もう一つ驚いたのはグッズ販売の列の長さ。ツアーファイナル、卒業公演は列が長くなると聞いていたが、想像以上。途中から全く動かなくなり、離脱してしまった。離脱してから行列の全容を見ることが出来たが、自分の判断は正解だったと思う。自分の位置だと多分、開演時間になっても買えなかった。

 セットリストは、秋ツアーをベースにした「ファイナル仕様」。ツアータイトルの通り娘。20年の蓄積を感じる昔の曲、定番の盛り上がるナンバーはもちろんある。「Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド」「A B C D E-cha E-chaしたい」など工藤がメーンの曲、10期にとってのデビュー曲「ピョコピョコウルトラ」、10期お披露目の時に歌った「友」と活動の中で節目となる曲もあった。
 「Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド」の相手役は羽賀。以前のツアーでこの曲をやった時に、MCで工藤がエスコートされる羽賀の表情に触れていたと記憶している。卒業公演でエスコートされ、羽賀もこれで思い残すことはないだろう。
 回変わりの曲が数多くあったためか、最新アルバムの収録曲も結構カットされていた。秋ツアーは初日の2公演しか参加できなかったので、この日のセットリストに違和感は全く感じなかったが、秋ツアーはあくまで20周年ツアーということなのだろう。

 中盤のMCは飯窪、尾形、加賀の3人。共通点がないということで、話ながら共通点を模索してみるがどれも2対1。「海か山か」「パンツかスカートか」など色々トライしてみるも、結局3人揃わず。ジャンケンは3人がそれぞれ違う手を出すというオチまでつけてくれた。
 共通点になりそうなのがグループ内ユニット(?)「トリプルエー」。飯窪によると加賀は「割と条件を満たしている」とのことだが……。工藤が卒業してトリプルエーの空いた席に入るのは誰か(笑)。
 
 本編最後は「ENDRESS SKY」。これからも様々な「卒業ソング」が歌われるのだろうが、この曲は卒業ライブの定番として娘。を旅立つメンバーに歌い続けて欲しい。
 2番を歌い終えて最後のサビに入る少し前、工藤が「ふうっ」と息をつく場面が目に入った。待っているのは、この曲最大の見せ場であろうソロパート。

 泣くわけないでしょ、泣くはずがない。自分で選んだ未来だから

 2年前、同じ日本武道館のステージで鞘師里保が言葉を詰まらせて歌った部分。工藤も歌いきれるかというところで、涙。このソロパートの前に息をついたのは、そのフレーズの重さを感じているからだったのではないだろうか。

 娘。の曲が歌い継がれるのと同様に、卒業セレモニーも受け継がれている。工藤は手紙でこれまでの感謝を伝え、見送るメンバーは一人ひとり思い出や今の気持ちを伝えていく。自分が初めて生で見たのは中澤裕子のそれだが、スタイルは変わっていない。
 
 最後の曲「涙ッチ」では特殊効果によるオレンジの雨が武道館のステージに降り注いだ。テープに書かれていたメッセージの最後に「またね!」とあった。終演後のスクリーンにも同じ言葉があった。そう言われると、会える機会はあるのだと思う。ブログによると卒業後初の舞台もあるようなので、それほど遠くない先に女優の第一歩となるステージは見られそうだ。

 工藤がセレモニーの手紙で語った次の夢。工藤が主演のドラマの主題歌を、娘。が歌う。どちらも活動を続ける限りは実現する可能性はある。だからこそ、娘。の応援を続けていかないと、と自分に言い聞かせる。
 モーニング娘。’18として迎える1年がもうすぐやってくる。そこには誰からも愛された「天使」はいないけど、’17に負けない魅力を持ったグループとして次の歴史を作ってくれる。そう信じている。

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